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タイムラグの後、気づいたこと

先日、実家に帰って母と色々な話をした。
母の「終活」のこと、息子の「就活」のこと、
久しぶりにじっくり腰を落ち着けて話をした。

母は「息子を近くで就職させなさい」と言う。
「今になって、子どもがそばにいると、
どんなにありがたいかわかるよ」と。

その言葉を、空返事をしながらボーっと聞いていた。
ああ、私はこうやって不快を感じないように、
右から左へ言葉を流して聞いてるんだと自覚した。

考えたら、不快極まりない言葉だった。
「~~しなさい」という命令口調。
口癖になっていて、母も命令しているという自覚はないはずだが、
私にとっては立派な「命令」だ。

そして、自分の利益のために子どもの人生を制限する発想。
散々人生を制限してきたわが子に向かって、
「私はとっても良かったから、あなたも自分の利益のために
子どもの人生を制限しなさい」と「命令」する、
その罪悪感の無さ。

悔しいかな、タイムラグを生じて、
やっと自分が無自覚にならざるを得なかったことを理解した。


先日、職場でもこういうことがあった。

A子さんは、B子さんが嫌いだ。
ときどき、その嫌悪感を私にぶつけてくる。
数時間後「さっきはすみません」としおらしくする。

それは初めてのことではなかった。
数年前、A子さんはC男さんが大嫌いだった。
そのときも同じで、あとから「すみません」と一言付け加える。

しかし、何度も繰り返すのは何も悪いとは思っていない証拠だ。
その場を収めるために「すみません」というだけ。

これも、タイムラグを経てやっと気づいたこと。

私は、いいように人の感情の吐き捨て場にされていたんだと思う。
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