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「ニュー・シネマ・パラダイス」

今月の女子会で好きな映画について語り合った。
私と映画との出会いは、元旦那。
彼はたくさんの映画を私に見せてくれた。
やがて、私も自分で映画館に足を運ぶようになり、
たまたま見に行って、感動した映画が
この「ニュー・シネマ・パラダイス」。

今度は私が彼を真似て、私の好きな映画と紹介して
ビデオをいっしょに見たのだが、彼はひとこと
「この映画のどこがいいの? ノスタルジックなところ?」と。

残念ながら感動を共有することはできなかった。

そんな苦い思い出もよみがえってきたこの映画。
女子会が先輩のお通夜の翌日ということもあり、
自分の置かれた状況と、この映画の主人公が重なる部分がかなりあった。

しかし、自分の感動ポイントを女子会でうまく話すことができず、
自分を閉じる方向であったという後悔もあり、
改めて映画のことをブログに書いてみたいと思う。

女子会でも、元ダンと同じように、
この映画が良いという人と良さがわからないという人がいた。
ネットで調べてみても、☆5つの人と☆1つの人がいて
評価がはっきり二分している映画なのだと知った。

この映画は120分の劇場版と170分の完全オリジナル版があるようだ。
私が見たのは劇場版、元ダンと一緒に見たのはオリジナル版だったか?
そこはよく覚えていないのだが、昨日改めて、170分の方を借りて見直してみた。

今の私が見ると、20代のころとはまた違った視点から見ることができる。

主人公は今の私と同世代になっていた。
30年以上も故郷に帰っていない。
友達であり父親がわりであった人が亡くなったという知らせに
久しぶりに故郷に戻る主人公。

以前のように自分のことを覚えていて、みんなが出迎えてくれるのだが
その地に自分の居場所はないことを悟る。
主人公はいつまでも叶わなかった初恋を引きずっていて、
故郷の地で、一つ一つに区切りをつけていくようすが描かれている。

彼女との再会や、なぜ引き裂かれてしまったのかなど、
この辺は劇場版ではカットされていた部分のようだが、
今の私が見ると、ここはストーリーに入れてほしいと思う箇所だ。

知らされなければ自分も傷つかず、人を責めなくてもよかったということもある。
しかし葛藤しながらも、主人公が最終的にそれを受け入れていく様子が
今の私に訴えてくる部分でもあった。

ラストシーンの解釈は人それぞれ。
私は、「いつまでも映画が好きで、主人公のことを思い続けている人」の存在がある
ということが、主人公に伝わって、感動的なラストだと思う。
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『アナと雪の女王』

この映画、「Let It Go」の歌も含め、先月からずっと
あなここで話題になっていました。

にもかかわらず、「どんな映画?」と興味を持つこともなく、
話題に加われなくても気にせず、一人〝かやの外〟を決め込むという
いつもの癖が長い間出ていました。
実際、そのことにすら気づきませんでしたけど^^;

先日のセッションで改めて、自分のそのあまのじゃく気質を意識し、
とりあえず話題になっていることには首を突っ込むべきだ
と考えを改めて、映画館に足を運んできました。

で、感想は・・・う~ん。。。

ストーリーはこじんまりとした感じにまとまっていて、
ええ~~っとか、おお~~~!といった感動はこれといって無かったですが、
「Let It Go」の歌は良かった。
これはぜひともカラオケで歌いたいと思わせる曲でした。

ただ、こういうメインテーマの曲が使われる場所がもったいない。
ここが映像もきれいでいわゆる見せ場なのかもしれませんが、
ストーリー的には、私には感動できなかった。

女王のように、自分がそこから居なくなれば誰にも迷惑をかけずに済む、
なんていう発想は私自身も陥りがちですが^^;
そこは美化するべきではないと思います。
実際、残された人たちは大迷惑を被っているわけですから、
ひとり開放感に酔いながら「ありの~ままで~」と歌っている姿は
むしろとても滑稽に見えました。

自分の感動ポイントでこの歌が流れればよかったけれど、
ちょっとそこを外された感はありました。

前評判が高かっただけに期待し過ぎて、イマイチな感想でしたが、
こんな意見もあるということで。

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「猫侍」~あなここ的鑑賞法

連続テレビドラマ「猫侍」

堅物の浪人がひょんなことで猫と生活するようになり、
だんだんと柔らかく(人間らしく)変わっていくお話。

コメディではありますが、これはまさしく
ACが回復していくストーリーでした。

私がこのドラマをどんな風にあなここと重ねながら見ていたのか
ちょっと書いてみようと思います。

---------
主人公の久太郎(=私)

まず「顔が怖い(笑)」
プライドが高く、周りとのコミュニケーションが苦手。
だから故郷に残した妻の気持ちを汲み取ってやることができず、
子どもともうまく関われないのです。
心の声(ナレーション)を聞くと、結構お茶目な部分があるのに、
なかなかそんな自分が出せません。

その壁を崩す役目をするのが「猫」の存在。
猫と一緒に暮らすために、プライドの高い久太郎が
自分の壁を少しずつ崩していきます。

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猫専門店「猫見屋」の主人お七(=りんりんさん)
久太郎とお七のやりとり(=セッション)

お七はものの見事に久太郎の配列を崩してくれます(笑)
彼女は久太郎に、猫との生活の楽しさを教えてくれますが、
同時にそれは手間のかかることであり、ちゃっかり報酬も受け取ります。
貧乏で無骨な久太郎は、たいそう反発しながらも、
猫との生活を続けていくために、結局は自分を曲げ、
お七の言うことを聞き入れていくのです。

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私はいつしか主人公に自分を重ねながら、このドラマを見ていました。
少しずつ壁を壊し、配列を崩し、プライドを捨てていく姿は
見ていて滑稽ではありますが、それでいて勇気も与えてくれました。

顔が怖い(←まだ言ってる)久太郎が、最終回に見せるなんとも柔らかな表情。
「ワシは変わったのだ」と久太郎がつぶやきます。
そして、その頃から不思議と家族や周りの人間との関係がうまく回り始めるのです。


このほど、最終回が終わったばかりですが、
な、なんと、今晩の深夜、BSフジで全12話一挙放送もされます。
紅白やガキ使の後に、要チェックです!

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田中慎弥『共喰い』

私はほとんど純文学というものは読まないのですが、
たまたま芥川賞作家の田中慎弥がAERAの表紙に載っていて、
彼の話を上司としていたら、読書好きのその上司が「読んでみたら?」
と、本棚から「文芸春秋」を取り出して渡してくれました。

芥川賞の受賞式の彼の発言もさることながら、
ニート作家、母子家庭と、息子との共通点もあり、
出身も近隣の市だということだし、
どんな小説を書くのか、興味津々で読み進めていきましたが
読後感はかなり、、、、悪かったです^^;

描かれる街の風景や方言は、私にもなじみのものではありましたが、
書かれた内容が、あまりにも暗く淫靡で不気味。
まあ純文学ってこんな感じが多いのかもしれませんが。。。

しかし、社会と関わりを持たない彼が、どうしてあのような小説を
書けるのか、不思議です。
もしかしたら、彼の置かれた家庭環境からくる自分の経験なのか、
それとも妄想の世界なのか?
いずれにしても、ニートのイメージからは程遠かったです。

ニートって聞くと、何もしていないイメージがありますが、
少なくとも彼はものすごいエネルギーを持っていて、
小説を書き続けることで、それを持続させてきたのでしょう。
それが作品からも伝わってくるようでした。
今どきめずらしく、原稿用紙を使って書いていくのだそうで、
そういうアナログ的な部分にも、それを感じます。

ちょっと興味があるのが彼のお母さん。
どんな育て方をして、あのような息子が出来上がったのか。

インタビュー記事をちょっと読みましたが、
息子を「偏屈」とか「ようわからん小説を買いとる」とか
いい意味で親子の距離がある感じでいいな~と思いました。

早くから、彼の才能を見抜いていたのかどうかはわかりませんが、
少なくとも彼は、今まで否定はされてはこなかったんだろうという気がします。

好きなことをとことんやる。
たとえ生活が脅かされようとも・・・。
だから、ニートであり、純文学が書けるんだろうな。


共喰い共喰い
(2012/01/27)
田中 慎弥

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「モンタナの風に抱かれて」

お正月休みにDVDを見ました。

モンタナの風に抱かれて [DVD]モンタナの風に抱かれて [DVD]
(2006/01/25)
ロバート・レッドフォード、クリスティン・スコット・トーマス 他

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芹沢さんの「引きこもるという情熱」という本で紹介されていて、
いつか見ようと思っていた映画です。(あらすじはこちら

落馬事故をきっかけに、ひきこもっていた少女(と馬)が、元気を取り戻すまでを
描いたストーリーです。

少女の母親のアニーは、物事を白と黒、イエスかノーで判断するところや、
とにかくがむしゃらなところが、とても自分と重なってしまいます。
一生懸命ゆえに、空回りしているところ、娘や夫との気持ちのすれ違いなど、
見ながら、自分と息子の関係も振り返ってみました。

馬を癒す能力を持つカウボーイのトムの力が、少女の回復につながるのですが、
トムの考え方、行動、言葉、一つ一つが、いつも相手の気持ちに添っていて、
馬だけでなく、少女の心や、母親の気持ちも開かせてしまいます。

トムの生き方も、とても素敵でした。
静かで言葉少なく、大自然の中で、自分の感性を大事にする一方で、
周りの人たち(や馬)の意思をいつも尊重している。
考えればとってもシンプルなんだけど、これがとっても難しい。

そして、絶妙なタイミングで、少女の背中を押してやり、少女は一歩踏み出せる。。。
こんな芸当は、相手のことをしっかりと見てないと出来ないよな~と、納得した私です。

子どもへの接し方、という狭い視野で見るのではなく、
日ごろの周りの人間関係や、自分の感性までも再確認したくなる、そんな映画でした。






プロフィール

けい

Author : けい


大学生の息子と暮らしています。
あなここでACの回復を目指しています。

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