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ペット

実家では、私が小さい頃に外飼いの犬(雑種)がいた。
父が犬が好きで、よく散歩に連れて行った。
母はそんなにかわいがってなかったように思う。

やがて、その犬が行方不明になり、
数年後、親戚からマルチーズの犬を譲ってもらった。
その犬は母がものすごくかわいがっていた。
たぶん、外飼いの薄汚れた雑種の犬より、
毛足の長い純正マルチーズの方が母の心をつかんだのだ。

その時、私は中学生で、母親から距離を置き始めたころだ。
父から「おまえが母さんの相手をしないから、
母さんは犬に夢中になるんだ」と嫌味のようなことを言われた。

犬だから、「お手」「お代わり」と芸をしてくれる。
犬だから、ご飯をくれる人に一番なつく。
誰よりも、私はこの子がかわいいし、
この子も、他の誰よりも私のことが好き。
そんな私(と、この子)を見て~!

これが、母とマルチーズの関係だ。

要するに、自分の言うことを聞いてくれて、
着せ替え人形のように高い洋服を犬に着せて喜ぶ。
母はそういう対象を求めていたのだ。
父の言葉を信じるならば、犬が私の身代わりになってくれた。

ペットは人間を傲慢にする。
外見のかわいさ、美しさ、人間にとっての世話のしやすさで、
値段がつけられ売られていく。

本当に犬が好きなのか、それともそういう関係性が欲しいだけなのか。
ペットを飼うとき、自問自答したいところだ。


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相手の気持ち

セッションで、
相手が自分のためにしてくれたことを受け取れず、
相手を思いやる気持ちがない、という指摘があった。

それで、元旦那のことを思い出した。

クリスマスに豪華なディナーをご馳走してくれた。
バブルの頃。ものすごく高かったと思う。
まだ結婚する前だったかも。
精一杯のおもてなしをしてくれたんだと思う。

それに対して、私は喜びを顔に出せなかった。
「嬉しくないの?」と言われた気がする。

あの時の私は、素直に嬉しいとは感じてなかった。

彼がお金がないのを知っていたし、
自分には似合わないとも感じてた。
私にこんな高いお金を使ってはバチが当たるとも考えた。

自己評価が低い故に、そんなふうにしか考えられなかった。

彼はお金がないのにしてくれた。
それを素直に受け取り、自分を満たしていればよかったんだと思う。

彼が私との生活に見切りをつけたのは
私のこういうところだと思う。

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「頑固」とは

セッションで、私は「頑固」と言われ続けてきました。

もう10年セッションを受けていますが、
自分のどういうところが「頑固」なのか、
いまだにピンと来ていませんでした。

「頑固」という言葉から想像する私のイメージは、
「頑固おやじ」→つまり、一本筋の通った人。
それに対して、軸の無い私はむしろ正反対だと
常々思っていました。

それが、先日のセッションでやっと意味が分かった気がしたので、
さっそく書き留めておこうと思います。


まず、この10年で変わったことを聞かれました。

私はすぐには答えられませんでしたが、りんりんさんから
「昔は飲み会に行かないと言ってたけど、
今は飲み会を楽しいと思うようになった」と
1つヒントをもらいました。

きんたろうさんからは、
ピッチからスマホに変えたこと、
テレビをブラウン管から薄型テレビに変えたこと、
ご飯を炊くのを土鍋から炊飯器に変えたこと、
セッションを受ける部屋にクーラーを付けたこと、などなど、
私が1つ1つ不自由から解放された出来事を
あげてもらいました。

問題は、なぜこれらを思い出せなかったのか(←ここがポイント)

そもそも、私はみんながやっていることは避けて、
不自由でも人との接点の少ない方を選んでいました。

例えばピッチを使っていたのはそのためで、
少数派のピッチの世界ではなんとか泳ぎ切れたのに、
スマホ人口の多さの中では違和感ばかりで溺れそうになります。

つまり、スマホの快適さと人との違和感とを天秤にかけると
どうしても違和感が勝ってしまい、
スマホに変えたばかりにむしろ不快が多くなった、、、
となっていたのです。

しかし、きんたろうさんはいろいろな提案を通して
みんなと同じことをすると「不快」ばかりではなく、
「快」も多いんだよ、ということを
伝えようとしてくれたのだと思います。

そう考えると、飲み会のこと、好きな食べ物のこと、などなど
数々のミッションがどんどん一本の線でつながっていきました。

私は、人とかかわることで感じる「不快」も「快適さ」も
1つの大きな袋の中にごちゃまぜにして、相殺していたので、
「何も感じない」という状況を作り上げてきました。

それを、「不快」のルーツを探り、分別し、
「快適さ」「喜び」を感じ分けていくことが回復につながるのだと
セッションでは教えてくれているのだと思います。



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経験しないと始まらない

先日、息子(24歳)はネットの友達のうちに遊びに行くといって、
2泊3日で福岡から埼玉に出かけていきました。

実は、その数日前にもらった薬の副作用からか
体調が悪く仕事を休んでいたので、
(息子には“てんかん”があり、薬が増えたばかりでした)
遊びに行けるかな、と心配していたのですが、
私の仕事中に無事に出かけて行ったようでした。

息子はなるべく安く済まそうと、LCCを使って成田経由で行ったのですが、
その日、千葉県は大雨で大変な被害が出ているとニュースで知りました。

心配になり、ちょこちょこLINEしてみると、短い返事が返ってきます。

「やばい」
「死んだかも」
「寝袋配られるらしい」
「10年ぶり」

今どきの男子の会話は分かりづらい、笑
どうやら成田で足止めを食らっているらしいと分かりました。

私は翌日の朝、LINEがいつまでも既読にならないので、
安否確認のため電話をしたら「友達の家に無事着いたよ」
との短い返事があり、とりあえずホッとしたのでした。

その翌日の夜に、息子は無事に帰ってきましたが、
不思議と疲れた顔一つ見せず、

・成田から都心までバスで辿り着いたが、寝るところがなかった
・スマホのバッテリーが切れてしまい、連絡がとれなくなった
・タクシーで埼玉まで行ってもらい、1万7000円もかかった

などなど、自分の経験した色んな話を、嬉々として聞かせてくれました。
そして、翌日は買ったお土産を持って、元気に職場へと向かいました。

今回のこと、親としてはヒヤヒヤしましたが、
息子のスッキリした表情をみていると、
むしろその経験が出来たことが、自慢のようでした。

昔の私なら、どうだったでしょう、、、。
「“心配”という名の不安」を息子にぶつけていたかも知れません。
スマホの充電を十分にしていなかったことを、
ここぞとばかりに責めていたかもしれません。
「行かなきゃよかったねぇ」なんて嫌味を言っていたかもしれません。

でもそれって、私自身がそんな経験が出来なかったので
(実は羨ましくて)息子のせっかくの良い経験を台無しにしようとする行為。

私は私で、これから楽しい経験を積んでいけば、嫉妬しなくて済む話なのだと思いました(^^)






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スマホを持たない母

母はこれまで携帯電話というものを
持ったことがない。

入院中はさすがに「無いと不便」と感じたようだが、
それでも欲しいとまでは思わないようだ。

最近、私はイトコ3人でLINEグループを作って、
そこで連絡を取り合うようになった。
それまで、イトコと連絡を取り合うときは、
いちいち母を通さなくてはならない感じがして、
なんとなく遠ざかっていた。

先日、イトコの一人から、母の様子をうかがいに
遊びに来ると連絡があった。
母の家に来るのに、連絡はLINEなので私が受ける。
当然、母はそのことを私から知らされる。
そのイトコが帰った後も、LINEで私のスマホにお礼のメッセージが入っていた。

実際、そのイトコは母が膝が悪いので、家の電話にかけるのを
遠慮している様子だった。
もし母が携帯電話を持っていたら、電話をしたかもしれない。

母は、自分がないがしろにされているように感じるのか、面白くないようだ。
私は私で、「母抜き」でイトコと自由に連絡をとり合えるようになったことがとてもうれしい。

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けい

Author : けい


不登校だった息子もこの春大学を卒業し、社会人1年生。
私もあなここでACの回復を目指しています。

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